聞こえるコトバとその下の意味  05/4/2


“会話”を みなどこでもどこかで
だれも みんなしている
聞える事が
そのままと思っていた
聞こえるコトバを受け取ってそれに対して返していた
それではダメだったんだね
みんなは聞える音とは違う聞こえないコトバ
聞こえるコトバと同時に発せられる本当のコトバ
それを聞き取ってまた聞こえるコトバと同時にそれに
答えるコトバでやり取りをしている
暗号だらけのカイワ
それが当然のように
あちこちで みんなしているそれができる
聞える事だけが“ホントウ”と思っていた
それ以外は聞えない
だからわからない
そして招くトラブル
わからないコトバの下のコトバ
だから
聞こえるコトバをそのままに期待して待ちぼうけ
あんまり繰り返して疲れて
もう期待してはイケナイことを
ようやくわかった
何もコトバに期待してはいけない
何かに期待してはいけない
待ちぼうけとゼツボウしかない

最初からしない もたないほうが
少しでも
平和で
居られる
なにか
風が冷たくても
それでも

行動を伴わないコトバで溢れている世界
それが当たり前の世界
聞こえるコトバは同じでも
意味するものは同じでない
いったいその後ろに
どれだけのものが連なって隠れているんだろう
それをちゃんと聞いている人たち
そしてすぐに同じようにたくさんついた言葉を作る
そしてそれを 返す人たち

唯の音だけ
外国語のように
異国のコトバのように
唯の音が聞えるだけ

【選んだ理由】(さくら)

   自閉っ子といて言葉遣いに気をつけるようになりました。

   とりあえず否定文は使わない。命令文、未来形・・も。

   使えるのは肯定文でそれもはっきりすっきりきっぱり。(他に解釈の余地が ないようにしないといけません)

   言う方はそんなつもりがなくても受け取るほうはとてもたいへんだったりします。 子どもが否定文をいやがるのでなんで?って琴子さんに聞いた事があります。 それは自分自身を否定されたように感じるからだと教えてくれました。 あ〜そうなんだと納得。

   否定文禁止といってもいけない事はいけないといわなくてはいけないのが親業。 いけないのはその行為であってあなたを否定しているわけではないんだよと・・伝えています。


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