時代   06/1/7


たくさんの時間があった
たくさんの時代
いつも聴くコトバ
誰かが口にする

“ムカシハヨカッタ”

だんだん“悪く”なっている
そういうこと・・・?・・・
そうかもしれないね
最初は“こんな物”無かった
あると生きやすくなった
でもどんどん方向を間違えて
最初の役目から離れていく
意味から遠くなっていく
こんな“マヤク”の無かったころは

その日必要な事さえ手にして
それ以外の時間をセカイと楽しんだ
そんな日々が
マヤクに支配され始め
そして
それが何時しか “それだけ” が
“カクジツ”と なって
それを如何に たくさん手に入れるかが

“それ” イコール “幸せ”
方程式

そんな事になっていく
それまで買えなかった
そんな物さえ
それで簡単に手に入るようになった時代
それをたくさん持てば
手にできないものが無い

そんな時代

力でねじ伏せた時代もあった
でもそれは
目で見えるからまだよかった
マヤクは
目に見えないうちに
気がつかないうちに
蝕んで はびこって
気がついたときには
なにもかも失った
ぼろぼろ

そんな物だけが
カクジツな
時代

みんなこの“マヤク”で手に入れられる
買う事ができる
こころも幸せも そんなものでさえ
時にはカンジョウさえも
如何にたくさんのクスリを持つかで
手に入らないものが無い
時代

これがイヴ
あなたが目指した頂点
それとも
違う試み
こうしたらどうなるか
一つの実験をしているの
そして
それはもうすぐ終わって
きっと次の実験

それまで
これは持つのかな
この生命が存続できる
あなたの存在できる
地球というバショは
地球 テラ キセキの 星
水が三位一体として存在する
奇跡の星

だって
今の実験で
もうぼろぼろ

あなたの実験は何
あなたの目指す物は何
でも
こんななかで
だからこそ
一つあなたに答えが出たのかもしれない

全てが手に入る
マヤク
それが全ての
時代
こんな時代
これが
頂点
そうなの
“頂点”
それは
なんだろう
何処だろう

ながされるだけ
クスリに踊って
流される
それが
“時代”
それが
あたりまえ
そんな
じだい


<日記>03年9月頃

病院の日、せんせいは、ワタシタチはみんな、それぞれの場所で、主人公のときもある、脇役のときも、影だけでは無いという。でも、先生、ワタシタチは、出てくるワタシタチは、みんな、カゲ。
クロ子は舞台裏、ソト子は、仕事をする外に対応するお金という麻薬を手に入れる道具、そして唯一外に出て対応できる、そうさせてしまった、かわいそうな子。その子がカゲで人知れず認められず(ほかのヒトが話しているところを聞いてしまった)それでも必死で貰うオカネのために、“本当”は、それは、先生が言うように・・・主人公。
せんせいは、主人公になれといった、わたしは、わたしもカゲ、主人公のための。だって、ワタシタチはみんな、主人公の、外に出られないココではできない主人公のカゲ。だって、主人公は、外に出られない“コドモだから”。コドモが出るための場所のために、ホントウは、そのときのために、ソト子もみんなも頑張ってきたんだよ、でも、みんな、オカネ。
それが無いと、不可能で、そのバショにはお金が必要で、お金はワタシタチには難しくて・・・がんばるほどに、“オオヤケ”の名のもとに消えていく、時代。だから、主人公は、ワタシタチには、無い、“主人公“の、“コドモ”は、舞台を手に入れることができない、そして、主人公になれたときは、ワタシタチは、コドモの、中。

【コメント】(琴)

   この、命という奇跡の星で、星をお金は蝕んでいく、心を。
  どこに行きつくのだろう、それをずっと、太古の昔からわたしたちを、進化を見守り続けたイヴは、何を目指し、今の時代に何を思う、思っているのだろう。
  今の時代は、向かう予定だったのですか、それとも、サイコロをどこかで、分かれ道を別方向に進んだ結果ですか。
(2008年08月 記)


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